海岸の集落の奥の方に住んでいる。車庫から自宅まで200mほどある。
先月、自宅に向かって歩いている途中の倉庫で知人(全てが知人だが)に声をかけられて世間話をした。帰りに伊予柑を一袋もらった。

今日は飲まない日。食後、サッカーのWカップ予選を見ながら、伊予柑をごちそうになった。
雑柑を食べるときには私流の方法がある。
まず、新聞か広告を広げる。皮は小さく千切るようにして剥く。中の身を整えておくために。次に薄皮の合わせ目を前歯で切ってそれを両手で持って剥く。2枚の薄皮を重ねて持ってかぶりつく。

で、このようにして食べることを「しいかのこ」と呼んでいた。
祭りの「鹿の子」つまり「七つ鹿」のこと。
ところが同じ町内でも中心部に住んでいた友人は「牛鬼」と呼ぶと主張していた。
「牛鬼」も祭りの一方の主役。どちらも筒状のものを被って動物に見立てているので、形状が似ていないでもない。
ま、どっちでもいい。美味かった。