大阪へ行った。大阪国際女子マラソン。もちろん大平美樹ちゃんの応援。
長居陸上競技場に着いて美樹ちゃんのお父さんに電話した。「おう、今正面入口の階段におるぞ」の返事。迷うことなく合流できた。そこには、お母さん、伯母さん夫妻、お姉さんをはじめとした応援団のみなさんがいた。
12時10分スタートだが、11時過ぎには電車に乗って移動。森之宮に。お父さんは昨年渋井さんの応援に来て、コースを熟知している。お父さんに付いて行く。森之宮でまず、帰りの切符を買っておく。
スタートした時刻。ラジオ中継を。お父さんは携帯用のテレビを持っている。お姉さんやその友人は携帯でテレビ画面を見ている。福士選手が飛び出したらしい。美樹ちゃんは当然の様に2位集団にいる。
ハーフの選手が通り過ぎたら、「テレビに映る可能性があるから」と言う理由で中央分離帯に移動。
パトカー、中継車、白バイが通ったと思ったら福士選手が飛ぶ様に駆け抜けて行った。暫く空いて、中継車。2位集団。美樹ちゃんが来た。いいぞ。「みき~」。美樹ちゃんがお母さんに気付いて、はっきりとそちらを見て笑った。お父さんには気付かなかったようだ。
移動して反対側で、折り返してくるのをまた見る。福士選手との差は少し開いたが、美樹ちゃんは元気。いいぞ。「みき~」。すぐにみんなで走る。歩道橋を渡って森之宮駅前へ。

丁度29km地点。美樹ちゃん、まだまだ元気。103番が輝いている。いいぞ。「みき~」。
見送ったらすぐに森之宮駅へ。知人が渋井さんを見かけたらしい。JRで天王寺経由で鶴ヶ丘へ。ラジオによると、途中で美樹ちゃんがトップグループから少し遅れたらしい。頑張れ。福士選手がスピードダウン。後続に抜かれたらしい。電車の中でざわめきが起こる。皆ラジオを聴いている。
駅に着いたらまた走る。応援も走るのがマラソンのようだ。長居スタジアムに。
美樹ちゃんが帰ってきた。凄いぞ。「がんばれ~。みき~。大平~」。2時間26分9秒。4位でゴール。日本人では2位のため北京の可能性は全くなくなった。でも、初マラソンの自己記録を3分半更新。凄い。立派。よくやった。えらい。そして、ご苦労さん。ありがとう。

何時も豪快に振舞っているお父さんが「渋井の時はそうでもなかったが、娘が走るときはしんどい」とポロリと本音を少し漏らした。