先週の新聞の釣り情報の欄に、「小鯵が釣れている」とあった。スーパーの鮮魚コーナーにも「スーパーゼンゴ」と呼ばれる5cm程度の小鯵が並んでいる。
いま、「ゼンゴ」はどれくらいになっているのだろ。気になっていた。餌とサビキは用意していた。
帰ったらすぐに餌を溶かして、いつもの自宅から100mの指定席へ。6時45分に第一投。
まだ、明るい。そして、折り悪く丁度干潮。魚の動きがよく分かる。餌を入れる度に、グレ、メバル、ガゼなどの小魚がまとわりつく。幸い、それらはあまり針にはかからない。ただ、間違ってしまう奴もいる。すべてリリース。
気長にそれを繰り返していたら、海の中に変化が。グレなどが餌がまだあるのに、サーと居なくなる。そして、もっと小さくて少し赤っぽい色の魚が群れでやって来た。これが待っていたゼンゴのはず。
動物の世界だから、強い弱いの序列があるはず。この様子を見ると、鯵はどうも強い魚のようである。だからこそ、サビキで釣れる魚なのかも知れない。こんなことを感じたのは初めて。
釣れたゼンゴは予想よりも小さかった。8~9cmといったところ。これは素揚げして三杯酢に漬けると美味い。ただ、入れ食いになるだとろうと予想していたのだが、不思議なことにそうはならない。
加えて「愛媛県漁業調整規則」が気になるところ。これは海の貴公子さんに尋ねるしかない。 帰りのクーラーの中には「スーパーゼンゴ」が11匹。そして20cm程度の「ながせ鯵」が12匹。大漁。刺身が食べられると家人が大喜び。私の株が上がる。「ながせ鯵」は一度に12匹掛かってクーラーに飛び込んできた。漁に出かける知人に頂いたもの。
刺身にし、骨煎餅。そして三杯酢。予定してハンバーグが、鯵づくしに変わった。いつものように
3ビアーと焼酎。