道後温泉に泊まった。
午前中は空いている。どうしよう。
子規博物館へというのも頭をよぎったが、時間があるので、できたときから一度は行きたいと思っていた高畠華宵大正ロマン館へ行くことに。11号を行って途中から県道23号に入る。一度もロスなく目的地に。
幸い開いていた。入場料500円。客は誰もいない。受付の女性が「ごゆっくり」と。その奥にはTVや新聞で時々お見受けするここの女性館長がPCに向かっている。
私は夢二よりも、華宵のほうが好き。同じ宇和島出身ということを割り引いても…。特集が少年画だったのが少し残念。華宵の絵本はうちにもあったのではと、45年前を思い出させる力がある。また、彼の挿絵は小学生の頃、近所のお姉ちゃんたちの家にあった少女雑誌を思い出させる。なぜか面白くて、借りて帰ってよく読んだあのころの雑誌には確実に華宵の挿絵があったはずである。すっかり小学生に戻っていた。
「支那服」という名前は少し気に入らないが、女性は気に入った絵の絵葉書を購入。百均で額でも買うて、入れて住宅に飾ろう。