味噌をつくる人がだんだん減って来ているらしい。そりゃあそうだろう。連れ合いも味噌のつくり方を知らない。
お袋がつくれなくなったらどうしよう。味噌だけはスーパーで売っているものより、うちでつくったものの方が格段に美味い。というより、その味に慣らされているだけなのだろうが。困ったもんだ。誰か近所でつくる人はいないのか。
待てよ。ということは、同じことを考えている人が多いのでは。じゃあ、私がつくったら近所の味噌をつくらなくなった家庭の人たちが買ってくれるんじゃないか。味はそれぞれの家庭で微妙に違うだろうが、大筋では同じはず。これはいけるんじゃないか。
双海のシーサイド公園では久万の味噌が500円。地元のおばさんたちがつくった味噌が580円くらいで売られていた。いずれも100g。
とにもかくにも味噌つくりを会得しないと話にならない。お袋にその話をすると私の休みに合わせてつくってくれることになった。
メモとデジカメを持ち込んで、一昨日からお袋の味噌つくりの様子を見ながら、手伝った。そして、やっと先ほど樽への詰め込みが終了した。後は、一カ月経つのを待つだけである。手伝っただけだから、大きなことは言えないが、そんなに大変な作業ではないようである。メモもしっかりとったし写真も撮った。今度は一人でつくってみようか。