地元の小学校の卒業式に出席した。
今年の卒業生は8人。
PTA会長の祝辞が良かった。「私たち保護者は貴方たちのためならいくらでも頑張れます。あなたたちのお陰で一緒にいっぱい笑うことができました。あなたたちと共に私たちも成長できました。感謝で一杯です」。そんな意味の祝辞だった。これは良かった。思いが一杯こもっていた。聞きながら、保護者が泣いていた。私が沢山聞いて来た各種の祝辞の中でも、ピカ一の一つだった。
控室には「厭不而学」の扁額。私たちのころには講堂に掲げられていたと思う。
「学びて厭わず」。この教えが守れなかったのが私だ。
卒業生はそんなことは無いだろう。