友人と二人で県総合運動公園に向かった。今日は春高バレーの愛媛県大会の準決勝、決勝がある。
試合開始は10時からなのだが、いつもと違って男女の準決勝2試合が同時に行われる。つまり、早く来たが目当ての女子の試合はまだなのだ。
決勝の時用の座席を確保し、そこで男子の準決勝を見る。片方は少しもたもたしたが、結局は第1、2シードが決勝へ。
次が女子の準決勝。私が応援するのは松山東雲。
追っかけを始めてもう7年目だ。監督が友人で、彼のバレーが大好きだから。考えたら、現役選手の保護者よりも長いかも。
準決勝は対済美。パワフルなスパイクや粘り強いレシーブが武器。2セットとも簡単にはいかなかった。特に第2セットは。それでもピンチサーバーの采配がピタリと当たって2:0で退けた。
ネットを張り替えて特設のセンターコートで男子の決勝。新田vs松山工業。どちらのチームかあえて言わないが、選手が上着を外に出していて主審に注意された。この選手はインターハイでもそうだった。私には分からない。言いたいことは沢山あるが、これ以上はコメントを避ける。
第1セットが終わって体育館を出る。公園内の球技場に。着いたらちょうど、高校ラグビーの県大会の決勝が始まったところ。
体格に勝る新田が先制しリードしたが、三島も懸命ディフェンスしじりじり前進し2トライで追いすがった。面白い試合だった。
それが終わって体育館へ帰ると、ちょうど女子用のネットが出来たところ。
決勝はインターハイの再現。松山東雲vs聖カタリナ。インターハイはフルセットだった。
聖カタリナは3年前の中学校の県選抜のメンバーが中心。身体能力が高く、スタメンの平均身長で5cm程上回る。私が応援する松山東雲は守りのチーム。攻撃力では譲るが全員が粘り強くレシーブするし、ツータッチ目が丁寧で上手い。
ワン、ツータッチ目の松山東雲かスリータッチ目の聖カタリナかと言っても良いと思う。
最初は0:4とリードされたが、25:25のジュース。ここで粘り切ってものにしたのが大きかった。
第2セット、第3セットは中盤でリードしていたのだが、ひっくり返された。特に第3セットは相手のセッターを代えて攻撃力を強くする作戦が当たった。
第4セットは相手のエースが足の不調で取り返して2:2。またフルセットだ。
第5セットは出だしで走り、10:5になって勝負ありかと思ったら、またまた追いつかれた。13:12で売ったダイレクトスパイクがアウト。結局ジュース。
ジュースの次は必ずどちらかのマッチポイントになる。相手のマッチポイントを4回凌いだ。相手も3回凌いだ。その間に松山東雲のブロックポイントが二つ。これが大きかったかな。レシーブのファインプレーも。マッチポイントのトスが上がるたびに悲鳴が上がる。私も隣の友人も「よっし」「決めよ!」と声が出る。
最後はスパイクを相手がつなぎ切れずにゲームセット。21:19だった。
すごいものを見せてもらった。やった3連覇だ。
監督は試合が終わったら必ずあるところにいる。そこで祝福の握手。これは何時もしていることだが「ありがとうございました」と言って握る彼の手が何時もより力が入っていたし、長かった。
帰って友人宅で
祝勝会。美味かった。