昨日の夕方の防災無線でのお知らせで、みかん研究所でセミナーがあると紹介していた。何があるのだろうとネットで検索してみると、かんきつ類の剪定実演というのがあるらしい。みかん研究所は私の畑のすぐ先。行ってみよう。
剪定実演開始時間を間違って1時間早く行って一旦引き返したが、とにかく会場へ。みかん研究所春季公開セミナーというのがイベントの正式な名称らしい。
かんきつ栽培関連の物品販売ブースがあったり、かんきつの試食、ジュースの試飲などがある。
剪定実演の場所に行くと、人がびっしり。こんなに居るのかとびっくりするぐらい。みかん研究所の職員がマイクで説明しながら剪定をしていく。マイクを通しても声が聴き取り辛い。
次に南柑二十号に移動。何とか聴き取れる。その後、甘平に。私は甘平は作ってないので興味がない。選定をし終えた木を見ようと残ってると、そんな人が大勢。その様子を見た職員が、「隣の木も剪定してみましょう」と。今度は良い条件の所で見聞きすることができた。
剪定について教えてもらうことは勿論初めて。で、知ったことは。
1 みかんの木の中に入れるように入口を作る。
2 入って木に登った時に、真っすぐ立てて頭が出るようにする。
3 剪定は労働環境を整えることが一番の目的。
4 樹高は230cmが基準。
5 葉20枚に1果。
6 枝が重なっている場合が傷果になりやすいので、下の枝を切る。
なんだかやれそうな気がしてきた。
帰りに隣の小学校の駐車場を見ると運動場に車がびっしり。これだもの人が多いはずだ。
午後は実際に選定をする。今まで以上に思い切って。昨年のみかん採りの時に入りにくい木や登っても頭がつかえる木があったことを思い出していた。それを是正するように剪定。いいじゃないか。
帰ろうとしていたら、同様に話を聞いた先輩が通りかかった。「できとるやないか。入るとこもあるし。ええぞ」と。
「あっ、これは土瓶掛け言うんやが。引っ掛かるけんようないのう」。選定の切り口が少し残っていて引っ掛かるようになっているのを言うらしい。
成程。早速手直し。