友人と一緒に6時半に出発。伊方町へ向かう。
心配していたが伊方中学校のグランドに車を入れることができる。急いで体育館へ行こうとしたら、入り口に列。列の最後尾へ行って「並んでいるんですよね」「はい」。
係の人に尋ねると8時は開場とのこと。今は7時20分。40分このままか。
今日は愛媛国体の成人女子のバレーボールを見に来たのだ。そのうちに選手が横を通る。佐賀県だ。久光製薬だ。次に岡山県。岡山シーガルス。前後に並んでいる人たちと情報交換。どうやら今日はコートサイドの席と2階席に分かれるらしい。ここは普段滅多に見られないコートサイドを狙うことに。
8時10分頃、開場。階段を上がって、入り口で3階席と4階席に分かれる。3階席で靴を持ったまま小走りで移動。エンドラインよりは後方だがコートサイドの一番前の席を確保。やったぞ。
既に選手たちはアップをしている。すぐそこでストレッチをしている。松山東雲出身の居村さんに声を掛けてみたが無視された。当然だ。
試合開始。居村さんはセンター。今風で言うとミドル・ブロッカーで先発出場。居村さんの関係者らしい人たちも発見。
全日本のセッター候補の宮下はベンチにも入らず、スタッフ席でせっせとメモをしていた。彼女のプレーも見たかったが。
久光製薬の佐賀県も、長岡、新鍋、岩坂、石井、野本などの全日本級は会場にも来ていない。ちょっと残念。ま、国体だから。
試合は2:2でフルセットに。面白い。途中から、松山東雲の選手も加わって岡山県の応援一辺倒。でも、最後は佐賀県が競い勝つ。
第2試合は愛媛県対滋賀県。だんだん客が増えてきて、試合開始の時にはフロアサイドも立ち見の人でびっしり。
滋賀県は東レ。春高バレーで大活躍した黒後がいる。ベストメンバーで試合をしたら全く問題にならないほどの実力差があるはず。
それでも地元の大声援を受けて、愛媛県が大健闘。1セットを取ってしまった。徹底した軟攻やブロックアウトを狙う攻撃に相手が戸惑ったのかも。
それでも最後は1:3で愛媛が敗退。
大会役員席に知人を発見。メールを送ったら私を見つけて、コートを挟んで手を振り合う61と62のじいさん二人。
3試合目は宮城県と茨城県。東北福祉大学と日立。
東北福祉大学は元全日本の佐藤伊知子監督。
日立には栗原恵が。全日本は退いているが圧倒的な存在感。流石だ。迫力のあるバックアタックも決めた。
全日本セッターの佐藤美弥も。
いくら大学生が頑張っても、Vリーグにはと思っていたら、宮城県が2セット連取。
その後、茨城県が挽回し、またもフルセット。
とにかく茨城県がレシーブで頑張る。リベロが何度も何度もファインプレイ。セッターは小柄だがバックトスが上手い。速くて正確。Dクイックと言っても良いような。
で、14:14のジュース。そして学生が勝ってしまった。
第4試合は埼玉県対鹿児島県。上尾対鹿屋体育大。
全日本のセッターの冨永がいるがスタメンではない。
知人が主審だった。
第1セットを埼玉県が取ったところで17時。観客も少なくなってきた。
多分、埼玉県が3:0で勝つだろうと、席を立った。今日一日で4試合15セットを見た。流石に疲れた。
蛇口から出るおもてなしのみかんジュースをいただいて帰路についた。
もちろん帰って慰労会をしたのだが、翌日の新聞を見ると最終試合もフルセットだった。隣にいた冨永のファンというマニアックな女性は19セット見たのだろうな。