魚棚通りを歩いた。横堀から南へ。写真は逆だが。
立派なうだつ。有名な脇町にも負けないような。
かつての旅館松月だ。
高札には「
当屋敷(元松月旅館)は吉田藩御用商人法華津屋三引高月甚十郎の本邸です。書院造り大広間及び奥座敷(茶屋控間は)伏見城の遺構です。一七六五年に高月邸となり現在に至っております。旅館営業中、詩人野口雨情が泊って直筆の掛軸があります。その他吉井勇、丹羽文雄も宿泊され宿帳に記載されています。前庭、中庭、奥庭になっており古文書もあります。」と。
その横の医院の一画には句碑。
「魚棚の路地知りつくす夏燕」。いいじゃないか。
二階の手摺もお洒落。職人の手間が伺える。
二丁目に入ると公園の横にレンガの壁。以前からずっと気になっていたのだが、何があったのだろう。向かいには今は営業してない医院。
この二階建ても風情が。
ここで右折して、国道へ。
かつては浜通りと呼ばれていたが、今は国道56号線。
ちょっとの散歩で沢山の発見。