とにかく新大阪まで帰ろう。その後どうするかは、道中考えよう。
11時48分発のサンダーバード18号に乗り込む。行きのサンダーバードで車内販売が無いことは学習しているので、きっちり
500と350を。弁当はコンビニの。
鉄っちゃんになりつつある自覚はある。私のは乗り鉄でも、撮り鉄でもなく、「
飲み鉄」だな。我ながら良い言葉が浮かんだものだ。
恐る恐る検索すると833,000件ヒット。まだウィキペディアは無いが、「
飲み鉄とは鉄道の旅を楽しみながら酒を飲む、鉄道ジャンルの一つ」と定義しているページがある。既にマニアの間では認識されているようだ。
そこには
飲み鉄のテクニックも示されている。
飲み鉄には、以下のテクニックが必要である。
・ 車内で荷物をコンパクトにまとめること
飲み鉄に必要な道具、食材は多数あり、量も多くなる。これを狭い車内で快適な空間を確保することが重要である。
・ 耐震技術、免震技術
地方ローカル線の場合、揺れの激しい区間や電車がある。このような状態でも、飲み物や食べ物をこぼさずにいられる技術が必要である。
・ 飲むペース
普段の飲み会と同じペースで飲むと、途中で眠くなり、多くの時間を寝て過ごすというもったいない事態を招きかねない。全体の行程を確認し、飲むペースを考える必要がある。また、電車は揺れるために、酔いが回るのが比較的早いということにも留意すべきである。
福井を出たらすぐに弁当と缶ビールを開ける。ただ、まだまだ初心者の飲み鉄。テクニックが十分ではない。
福井県を出ないうちにビールが終わってしまった。