学生時代の途中から、腿の外側にポケットがある作業ズボンをずっと愛用していた。色は決まってベージュというかグレーというか。
これが 結構丈夫で長持ちする。ごく最近まで愛用していた。勿論、学生時代のものではないが。
ところが、仕事用の古くなって穿けなくなったスラックスを作業用のズボンに回すようになってから、作業ズボンが不要になってきた。ここ十年近く、ずっとそれで来ている。
先日、焚火をしていて、弾けた竹が飛んで来て、ズボンに穴が開いた。
そのまま使っていたが、つぎをしてもらった。この手の作業はお袋が得意。
出来上がったのを穿いてみた。悪くない。
でも、今つぎのあたったズボンを穿いている人って何人居るのだろうか。「つぎ」という言葉自体が理解できない人も多いのではないだろうか。
少し誇らし気でもある。