連休3日目、今日も予定はない。「ノープログラム」。
滅多にしないのだが、釣り道具の手入れをする。延べ竿の道糸を取り替える。ついでにリールの道糸も水通しする。ウキ止めがガイドに引っかかることがあった。なぜだろう。よく見るとガイドが曲がっていた。その曲がりを直すために、ペンチを使う。ペンチの動きが良くないので油を差していたら、納屋の隅っこで錆だらけの火箸を見つける。
連れ合いが冬は蔵の中にしまってある火鉢を使おうと言っていたのを思い出した。火鉢には火箸がなくてはならないだろう。彼女は炭を準備したり熾したりする苦労はあまり考えずに、火鉢で干物を焙って一杯飲むことだけをイメージしているのだろうけれど、それもまた良かろう。
鑢を出してきて必死で磨いて錆を落とす。近所に農家に行ってグラインダーを借りて磨いたら流石にすぐきれいになる。平らなところはこれで良かろう。ただ、手元のところは鉄を捻じっている。そこを中心に磨く。かなりきれいになる。まだまだ時間はかかりそう。でも、冬までには時間がたっぷり。さて、きれいになった火箸をこの冬使うようになるのだろうか?