7年前に始めた塩作り。今年の分が今日完成した。
年末に児島に行ってバケツに海水を汲んできた。同様に塩を作っている人のアドバイスを参考に、干潮時を狙う。
それを大きな鍋に入れて、ストーブに乗せておくだけ。海水が減ってきたら勿論注ぎ足す。バケツは10リットル。2杯分を煮詰める。
バケツ2杯分を全て入れて、鍋の半分ぐらいになったとき、白い固体が出てくる。ところが、これは塩ではない。ネットによると、硫酸カルシウムとのこと。
さらしと漏斗で濾して、硫酸カルシウムを取り除く。これは野菜作りに使うときもある。
この段階で、2リットルくらいの濃縮された海水になる。濃度は10倍のはず。それを煮詰めるとどんどん、白い固体が出てくる。それを笊に打ち上げる。
笊の下に溜まった液体が苦汁。豆腐を作る時のために保存しておく。
一晩置いた塩の山をフライパンに入れて、最後の仕上げ。水分を飛ばしていく。どんどん、水分が飛んでサラサラになっていく。
これでやっと完成。
コーヒーの瓶に1本半出来る。
重金属が含まれているのではと不安が無いわけではない。でも、ここの魚をずっと食べ続けている。海のことに詳しい網師のHあんちゃんも「大丈夫だろう」と言うので、信じることにした。