原尻の滝と同様に是非見たかったのが、熊本県の通潤橋。
娘か息子の小学校の社会の教科書で見たことがある。何かのテレビ番組でも。
駐車場に車を入れると、早速小学生の集団。受け持ちの女性の先生の指示で並んで、教頭先生の記念写真を撮ってもらっていた。
南側の台地に農業用の水を送るための水道橋として造られたと聞いた。150年以上前の話だ。 水路に土砂が溜まるのを防ぐ目的で、橋の中央から水を放水することがある。これが有名。11月までは休日の正午に放水するらしい。あれ、ネットの情報と少し違う。それならもっと早い便にしたらよかった。案内看板によると、10,000円を支払えば放水をしてもらえるらしい。私にそんな財力はない。誰かが依頼したら偶然見ることができるがと虫の良いことを思ったが、そんな素振りはない。
橋の上に上がることもできる。圧倒される高さ。私は石垣フェチではないのだが、見とれてしまう。
これだけのものを造った技術者の技術の確かさに驚かされる。そして、多くの人が泣いただろうなと想像してしまう。