朝起きたら雪景色かと心配していたが、積雪は無し。一安心。
しかし、昼間もひっきりなしに雪が降っていた。武左衛門一揆で名高い村で仕事をしている同級生からは「積雪20cm」の報告があった。
勤務が終わったらすぐに帰路に。職場の周りは平穏無事。
自動車道のトンネルを抜けて十万石のお城が見えるところにきても、異常なし。ただ、雪は降っている。路面が若干白いか。
そのまま北上。トンネルを抜けて、国道56号に入ると、路面に雪。どうしよう。悩みながらも、進む。
真〇会館。よっぽど、右に曲がってここで泊まろうかと思った。「ええい、ままよ」。ところが、闘〇を過ぎて登坂車線に入ったと思ったら、前の車がハザード。しまった。
私の車はスズキのエブリィ。今時珍しいFR。荷物は積んでいない。挙句にミッション。
当然、雪道では最弱。セカンドで半クラッチでゆっくりとスタート。なんとか進む。でも、15分も進まない。引き返す訳にも行かない。ずっと後悔。
自転車の高校生が来たので呼び止めて状況を聞く。「動かない車があったので止まっていたけれど、動き始めましたよ」。「ありがとう。気をつけて」。こんな状況でも優しさを忘れない。
私は基本的には本当に臆病。自分の所為で人に迷惑をかけることを極端に恐れる。
暫く進むと、知り合いのラーメン屋。りょ〇花。今日は定休日。数台後ろにバスが来ていることも確認し、車を駐車場に入れる。
バスの運転手に向かって手を上げると、バスのドアが開く。「いいですか」。「本当はいけんけど、冷やかろう」と乗せてくれる。
頂上を越えると反対車線でダンプが立ち往生している。もう少しで頂上なのに。

自宅方面まで行くバスではなかったので、三万石の陣屋町の支所前で降りる。バスの営業所まで行って様子を聞くと、峠の向こうでタクシーが40分以上止まっているとのこと。上り下りとも渋滞らしい。
家に電話してお連れ合い様に迎えに来てもらおうと思ったが、凍結で難しい様子。
幸いスタッドレスを履いている息子の帰宅と重なり、連れて帰ってもらった。19時前には自宅に。何だか、ラッキーが重なった様子。
写真は車庫前と自宅前。今にも赤垣源蔵が徳利を提げて現れそうな感じ。
