脇町。「うだつが上がった」町。
到着前に3人が車の中であれこれ。
「脇町って何で栄えたのか」「やっぱり、藍染だろう」「藍の集荷で儲けたのだろうか。それとも藍染そのものか」「藍ってどんな植物だ」。
流石、〇〇大学経済学部杉野ゼミだ。
その答えが町並みの中にあった。知らなかった「藍」。「蓼食う虫も好き好き」の蓼(タデ)の一種らしい。
街を歩いていると向こうから着物の女性。許可を貰って写真を撮る。
次が町劇場の「オデオン座」。入り口に掛かっている札が何だか妙。
そして中には、二次大戦のドイツ軍のような服を着た者や戊辰戦争の官軍のような服を着た手合い。どうやら、先の女性も彼らもコスプレの方々らしい。劇場の従業員からの説明で合点がいった。
建物は内子座や山鹿の八千代座よりは少し新しく、少し小型。
吉田家の豪華な屋敷も見学。蝋人形の番頭さんがいる。思わず声をかけたくなる。確かに立派なお屋敷だ。
街並みから外れて、道の駅に行くとこんな暖簾が見えた。
「のんだらのれん」。これを買わずに通り過ぎる力は私にはない。
ただ、900円の小さいのにしておく。