月曜日に知人からメールをもらった。
「チヌを釣り、仕事について語ろう会について(ご案内)」とある。
その案内から特徴のある部分を引用する。
「〇〇前の海には、チヌ・グレ・タイ・アジが泳ぎ、釣り人に釣られるのを待っています。」
「なお、簡単に言いますと、魚を釣り、それらをアテに飲みながら世間一般のいろいろなことについて話そうという趣旨の会です。」
「 魚釣りをするだけ、話すだけ、飲むだけ、覗きに来るだけでも結構です。どの時間帯からでも合流できます。」
「住宅は、風呂(シャワー付き)、トイレ、ビール、焼酎、ウイスキー、お茶、インスタントコーヒー、つまみ、寝袋(4人分)完備の3DKです。」
魚釣りに飲み会。両方とも私の苦手な分野じゃないか。すぐに出席の返事をした。
仕事を終えて会場に直行。
すぐにロッドを振ってアジングをしてみるも、当たりなし。ちょっと水深が浅いかな。首謀者は餌をつけてチヌを狙うが小さな河豚1匹だけ。
次にやってきた仲間が、「シマアジとスズキを貰った」と発泡容器を抱えている。
釣り師単おじから、料理人単おじに変身。

シマアジを刺身にした。仲間3人はシマアジの刺身で
乾杯している。私は焦りながら残りの刺身を作る。
仲間に加わって
かんぱ~い。でも、また台所に。
アラは塩焼きにしようと塩をしたが、コンロが使えない。網もない。仕方なく塩コショウだけで、フライパンで焼く。
残りはアラ炊きにしたいが、鍋が小さい。砂糖がコーヒーシュガー1袋しかない。勿論、みりんも生姜もない。単身赴任だから無理ないか。諦めかけたとき、台所の棚に濃縮麺つゆを発見。思い切って、先ほどのフライパンに麺つゆと水を入れ、火にかける。そして、アラを放り込む。悪くない。仲間の評価も上々。

そして、何時ものような
宴会に。たっぷり御馳走になった。
テーブルの上には首謀者が用意してくれたゆで卵とお握り。

魚を貰わなくて、チヌが釣れなかったら、ゆで卵を肴に
宴会だったのかも知れない。ヒヤヒヤ。
翌朝、散歩の途中で知り合いの人の筏で釣らせてもらった。ちょっとの間に20cmのゼンゴを2匹ゲット。