恒例の「講演会」があった。
例年なら講師が講演するという形だったのだが、今回はコンサートと言ったらいいのか、トークショーと言った方がいいのか。
「うーみ」さんという方の歌と語りを楽しませてもらった。
病気は歌で治すことができると言い切る。自分の病気も治したし、家族の病気も良くなっているらしい。
お母さんは難病と言われる病気で車椅子での生活になるだろうが、それも一つの個性だと言い切る。理屈では十分に理解できているつもり、ああまで鮮やかに言われると改めてそうなのだと思わせてもらった。
伸びやかで力強い歌声が聴衆の心を捉えた。何度も頬を伝う涙をぬぐうおじさんの姿もあった。
紅白歌合戦に出るのが夢だと言っていた。
全く根拠は無いのだが、何だか近いうちに紅白の場で彼女の姿を見ることができる気がしている。