やっと念願の鍋ができた。その名も「完全自給鍋」。
朝早く起きた。自家製大豆を水に浸す。
15時から調理開始。まず、大豆をミキサーにかける。それに水を足して煮込んでいく。弱火で。焦げないようにおたまでかき混ぜる。それを布袋に入れて絞る。できたのが豆乳。残ったかすがおから。
豆乳に苦汁を加え、それを笊に入れて笊豆腐を作る。
その豆乳を水で半分に割って鍋に入れる。味付けは自家製の塩。
沸騰してきたら、ゼンゴのつみれと切り身を入れる。本当はホゴを入れたかった。昼間釣りに行ったが手に入らなかった。仕方なく、なめろうの要領でつみれを作った。自家製の味噌を入れたかったが、味噌の原料は買ったものだから我慢。庭のネギを練りこんで、粘りが出るまで叩いた。
次に白菜、キャベツ、レタス、大根、椎茸を入れる。笊豆腐も。最後に畑に自生しているノビルと庭の春菊。
本当は井戸水を使いたかったのだが、それは止めた。鍋に入っているもので自家製じゃないものは水道の水だけ。
蓋をして、煮立つのを待つ。これで「完全自給豆乳鍋」完成。唐辛子を振る。
食べようとすると様子が変。白いはずの汁が半透明になっていて、ところどころに白い塊。
豆腐ができている。自家製の塩だから苦汁の成分が残っているのか、豆乳にNaclを入れたら豆腐ができるのかは不明。
でも、これが怪我の功名。美味い。
お連れ合い様も絶賛。かくして、「完全自給鍋」大成功。
近々、豆乳を買って来て、塩味豆乳鍋をしようということになった。