「椎茸が出ない原木は、金槌でコンコンと叩いたら出る」と職場で誰かが言っていた。
そうなのだろうか。あんまり当てにはできない気もする。
ものは試しと、2週間ほど前に叩いていた短い原木から椎茸がニョキニョキ出てきた。それも、底からも。これは具合が悪いと場所を変えた。しかし、その後も底から生えた二つもどんどん生長している。何だか可哀相。といって、どの向きに置いても上手くいかない。
救済措置として、荒縄で吊り上げてみることにした。「こんな揺ら揺ら揺れる状態ではオチオチ生長できない」と言うかも知れない。でも、こうするより他に道がなかった。どうなるか楽しみ。