実家で母がみかんを作っている。といっても、大部分は近所や親戚の人に作ってもらっている。母が作っているのは昔田んぼだったところの、狭い一区画だけ。
今年は以前からやりたかったことを実行した。まだ青くて取り残している早生温州に袋をかけて、完熟の美味いみかんを作ること。何年も前から、そうして美味いみかんを食べたいと思っていたが、実行できないでいた。
この秋、11月に袋かけをした。
12月に思わぬ大雪が降って、雪焼けを心配した。露地みかんは大きな被害を受けたようだ。
1月9日に様子を見るために一つ食べてみた。濃厚で、十分満足できる味だった。素人でよく分からないが、かなり糖度が高いと感じた。酸味も残っている。
今日その袋かけをした完熟みかんを採った。かけた袋は500。すぐに終わるだろうと思ったが、袋からみかんを出すのに手間どって、時間がかかってしまった。また、雪の影響かあるいは袋のかけ方が悪かったのか、腐っているものが1~2割あった。
味は最高。糖尿病のため、食事制限をしている私の体には良くないかも知れない。
手間を考えて採算を取るためには、中くらいのみかん10個を300円で売れないといけないと思うのだが、消費者の反応はどうだろう。月曜日に職場の同僚の意見を聞いてみよう。