2006年最後の夕日を見た。年末年始の休みの間、夏に天日で濃縮しておいた食塩水をストーブにかけて塩を作っている。昨日のうちに一通り完成した。今日も夕方寒くなってきて、ストーブを点けた。勿体無いという訳ではないが、バケツを一つ持って波止場の突端にある児島まで海水を汲みに行った。
その帰りに奇麗な夕日が見えた。初日の出ではなく今年最後の夕日を見るつもりと言ったのは徳島の知人だった。
多分、九州の山影に沈むのだろう。我が家の近所から見える夕日はもう少しで海に入るというところで、夕日の下が切れ始める。半分沈んだら上が丸で下はギザギザ。赤いこうもり傘のような感じ。 これに始めて気付いたのは小学校の時だった。海岸の近くでソフトボールをしていて、みんなで帰る時に気付いた。「今日は『忍者舞台月光』があるぞ。前編か、後編か」と言いながら帰ったような記憶がある。
観光カリスマのお師匠に教えてもらった「夕日が沈み始めて完全に沈むまでの2分1秒」を楽しんだ。カメラを持っていなかったのが残念だった。
2006年も終わろうとしている。