目標は自給生活。完全自給生活は無理だろう。特に空前のみかんブームで東京五輪の前後に田圃をみかん畑にしてしまったことは致命的だ。でも、近所の一つ年上の農業に詳しいQちゃんに話を聞くと、あのくらいの水田では家族が食べるだけの米は作れないらしい。彼曰く「いろいろな作物を作って生活し、余分なものを販売するのを『百姓』と言うらしい」。私は百姓にはなれないのだろうか。
百姓にはなれないまでも、真似事みたいなことはしたいなと思っている。昨年辺りから始めた椎茸栽培、袋かけ完熟みかん、野菜作りも、その練習の一環だ。味噌なんか作ったら売れないだろうか。そんなことも考えている。
今日はバケツを持って私の漁場の児島に出かけた。そして、バケツに一杯の海水を汲んできた。それをタライに入れて日向に出していた。暫くこれを繰り返して、濃度が高くなったところで、濾過し、鍋で熱して余分な水分を飛ばしたら出来上がり。
数年前にも作ったことがあったが、今年は本格的に作ろうと思っている。とれた椎茸に自分で作った塩をかけた焼いたら美味いかな。