先月、ある女性から電話が掛かった。話をするのは何年振りだろう。中学校のバレー部の一つ先輩だ。
吉田中学校は今年、50周年で色々な記念行事を企画している。その一つとして「部活動新旧対決『現役中学生VS吉中レジェンド』」というのがあるらしい。
その女性のお孫さんが現役のバレー部で、息子さんがOBチームを集める担当らしい。ただ、締切直前になっても齢をとったチームが集まらずに困っていた。その話を聞いた彼女が「そんなのは単くんらに言うたらすぐよ」と私に電話が掛かったのだ。
すぐに中学校時代のバレー部のメンバーに電話連絡。「やるか」「空いとるぞ」とメンバーが7人集まった。
で、その当日。
他の部活動も含めて現役、OBが集まって開会式。どうも60歳を過ぎた参加者は我々だけのようだ。
まず、パスができるかどうか不安。この同級生のバレー部のメンバーは40歳ぐらいまではひつじ会という名前のチームを作って町のバレーボール大会に出ていた。オーバーパスはなんとかできる。やれるじゃないか。アンダーパスはどっちへ行くか分からん。でも、何とかなるだろう。
現役女子中学生と試合。サービスエースが出たり、フェイントが決まったり。出だし快調。「いけるぞ」「勝つぞ。本気ぞ」。
でも、出だしだけだった。やっぱ62歳のじいちゃんらは体が動かん。しようとしていることは分かるが、出来ん。バックトスを上げようとしても、気持ちが伝わっただけ。真ん中におったら目が回る。
やっぱり所詮はお笑いチームだった。かなりメンバーを落とした女子中学生に10:15で完敗。女子バレー部の同級生も数人応援に駆けつけてくれていたのに。当時の監督にも来てもらって、采配をしてもらったのだが。相手のチームには同級生の孫が二人。やっぱり負けて当然か。
結局、3セットしたが全て完敗。ま、怪我がなかったのが一番の成果。
終了後、キャプテンが新聞社の取材を受け、翌日新聞に載っていた。
で、13時半から何時もの場所でお決まりの
慰労会。