麦わらダコというのを聞いたことがある。
詳しくは知らないのだが、「麦の刈り取りの時期に獲れる若干小さ目のタコ」というのが私のイメージ。
これが正しいのであれば、ちょうど今じゃないか。
じゃあ今日やってみようか。と、夕方の干潮が過ぎてから、波止場に。勿論、例のタコ釣り用の仕掛けを持って。
何時もの場所でまず第一投。そしてゆっくりと引いて来る。ま、そんなに簡単に釣れる訳ないし・・・。そのまま引いていると、ん??
偏光眼鏡をかけているから、海底の様子がよく見える。砂の穴の中から出て来たタコの足らしいのが、伸びて疑似餌を掴んでいる。そのままにしていると、タコがどんどん出て来た。
思いっ切り合わせて緩めずに引っ張る。
タコゲット。
でも、予想以上に小さい。いくら何でもこれは駄目だ。疑似餌のカニの方が食べ応えがありそう。リリース。
その後は釣れなかった。
後で調べてみると、麦わらダコは種類は同じマダコらしい。昨年の秋に生まれたヤツでこれからどんどん大きくなるらしい。
ねらい通り麦わらダコをゲットしたのだった。ま、大きくなって帰って来るだろう。暫く待てだな。