冷凍室の中に昨年の秋にご近所にいただいた猪肉がある。猪汁にしようかと思っていたが、何時の間にか大根と白菜が終わってしまった。仕方ない。
昨日の午後。まずペール缶を切って簡易かまどを作った。
そこへ鉄鍋を置いて、猪肉を煮込む。沸騰するとアクがたっぷり。丁寧に取り除く。
燃料は埋立ての雑木。ピーマンの添木に使っていたもの。雑木もここまで使われたら本望だろう。そして茄子の木。
2時間半経って日没。
今朝、猪肉を大きめにカット。もう一度そのまま煮込んで放置。
WBCが終わってから、
酒たっぷりに水少々、砂糖に猪肉、生姜、玉葱を入れ火にかける。
落し蓋をして、2時間煮込む。焦げないように水を加えながら。弱中火ぐらいが良いのだが、目盛りはない。火加減はなかなか難しい。
2時間経ったら醤油を加え、火を控える。暫く放置。この時間が大切なのだ。最後に蓋をとって煮詰めていったら猪肉の角煮が完成。
味見をしてみた。上等。良いじゃないか。勿論、箸で簡単に切れる。ただ、猪肉のにおいを気にし過ぎて、味が少し濃かったかな。その分を差し引いて87点。二日がかりの力作だ。
晩酌が楽しみだ。