スプラウトは日本語では発芽野菜、新芽野菜と表現するようだ。モヤシやカイワレ大根の仲間の総称。
偶然できた
牛蒡のスプラウトが失敗だったときから、仕返しを考えていた。
栽培用の種子は消毒をしているから、発芽直後の幼い芽を食べるのは問題があるらしい。それなら、スプラウト専用で販売しているのを探すしかない。それも、ちょっぴり癪。自分で作りしかないか。
自家採種しておいた葱のスプラウトを使ったが、料理としての使い道がほとんどなかった。握り寿司にでもしたら良いのだろうが、切ってしまったら元も子もなくなる。
水菜と大根の種を採ることにした。本来は2月か3月に抜くはずの水菜と大根を放置。花が咲き、実が生るまで我慢。その実が、茶色くなって弾ける直前に採種。
水菜は何とか5月中に採取したが、大根はまだ採ったのは僅か。その間、そこの畝では作物を作れないのが痛い。
最初は水菜のスプラウトに挑戦したが、発芽しない種が多い。後で考えたら、気温が低かったのかな。
その後、大根で作ってみたら、大成功。
カイワレ大根というのは、そんな品種があるのではなく、種が割れる様子を「貝割れ」と表現したとのこと。つまり、カイワレ大根を生長させたら、大根になるらしい。
完成した不揃いのカイワレ大根をトッピングしたサラダを作った。