「やもめ暮らしに何とか」と言う言葉がある。我が家もご他聞にもれることはない。油断していると、すぐに足の踏み場がなくなる。
一番のネックはどうも新聞とチラシである。幼い頃から我が家はAという中央紙だった。どうしてもAじゃないといけないという程の拘りがある訳ではないが、何となくA紙を読んでいる。
朝必ず新聞を取りに行く。チラシは当然そこいらに放り出して、新聞を眺める。汚い話だがトイレにも必ず持ち込む。他の用をするときは、その辺りに置いておく。6畳の居間の畳が新聞やチラシで覆われることもよくある。
ノンアルコールでーには必ず新聞の整理をする。
チラシは裏が利用できるものとそうでないものに分けているが、裏が利用できる広告が溜まりすぎて邪魔になりつつある。
次は新聞。一応全てのページに目を通す。それを三つに分ける。切り抜いて保存したい記事を破ったりマーカーで縁取りしたりする。日付が必ず残るように。或いは「060422A」と書き込む。後でまとめて切り抜いて、クリヤファイルに整理している。以前はB5かB4サイズにコピーしてファイルしていたが、金がかかりすぎるので止めた。
第2ランクは保存するほどではないが、読みたいと思う記事。コラムや特集記事が多い。政治・政局関係も。四つに折って同じ形にして、脱衣所の棚に積んでいる。風呂に入る度に持ち込んで読んでいる。「半身浴の友」に最適。読み終えた新聞は少し湿ってヨレヨレになっているが、生ごみを包むものとして十分。
残りはきれいに折り畳んで押入れに直行。
これで、部屋が一日だけはスッキリする。