最近、自転車の右側通行をよく見かけるようになった気がする。気のせいだろうか。
このブログを始めた時は伊予市に単身赴任していた。だから、「単身赴任おじさん」と名乗ったのだ。その後、「単身赴任だったおじさん」とちょっぴり改名した。それはどうでもいい。
その頃、自宅と伊予市を週末毎に行き来していた。その時、O市に必ず中学生が右側通行をするところがあった。「日本中で当たり前の顔をして右側通行をする中学生は、ここの子らだけよ」と思っていた。
ただ、自転車通行可の歩道が途切れている数百mの区間だから、「こらいてやってもええか」という感じだった。
ところが、ここのところ急に自転車の右側通行が増えて来たような気がしてならない。
学生だけではない、通勤していると思われる社会人も右側を知らん振り。「お前、右も左も分からんのか」と怒鳴りたいところだが、それぞれ事情があるかも知れない。本当に右と左が認識できない人もいるだろうから。一応我慢。ただ、危険じゃない程度にこちらも左ギリギリを通りたくなる。これも、我慢。
でも、田舎のセンターラインもない狭い道で、車に乗っていて向こうから右側を通って来られたら堪らない。
先日も、
飲み会までの時間つぶしに宇和島の街を徘徊していたら、四つ角で左側を直進しようとしていた自転車と右側を走ってそのまま右折してきた自転車がぶつかりそうになった。両方が止まってことなきを得た。運転していたのはどちらも、ま中年以上の女性。
私のところからは、右側通行のおばさんの顔しか見えなかったが、睨みつけるような表情(私にはそう見えた)。背中の左側通行の女性が頭を下げたように見えた。「逆じゃ!」。
ちょっと大きめの声で「右側通行をしたらいけるかい」と独り言を言うのが私には精一杯。多分、聞こえてないだろうな。
日本人のマナーはやっぱり低下したのか。
他人様のマナーのことを云々し始めたら私も歳をとったか。