3時に起きた。少し早いが釣り場に。コンスタントにゼンゴが釣れる。かなり型も良くなっている。
ゼンゴ釣りと平行して、小さめのゼンゴを餌にしてモイカも狙っていた。アタリが3回あったのに、全てバラしてしまった。「下手くそ!」。
6時に納竿。
帰って早速、ゼンゴを下ごしらえ。今日のお祭りの刺身用。全て三枚に下ろして、小さいのは子どもたちの朝食のおかず用に。朝から釣りたてのゼンゴの刺身なんて贅沢過ぎるか。
暫くすると私が釣っていた時間に刺し網の撤収のために出航した近所の知人が「単さん」とやって来る。バケツの中に天然の鯛が3匹。遠慮なく頂く。
今度は庭で鯛を捌く。一番大きなのは姿造り用に。二番手は刺身用。三番手は素麺の上に乗せる煮付け用。これも一仕事。
朝起きられなかった時の用心に、昨夜釣っておいたゼンゴは用が無くなった。でも、捨てるわけにはいかない。アジフライ用にセイゴを取って、三枚に下ろす。
そうこうしているうちに、早くも10時を回る。気合を入れて刺身の盛り付けにかかる。大根がないので、ジャガイモに割り箸を突っ込んだもので鯛を固定する。胸鰭の一番上を裂いて、鰓に突っ込む。すると胸鰭が勢い良く立つ。背鰭は爪楊枝、尾鰭は竹で立てたり、広げたり。
固定した鯛の上に彩りの青梗菜を敷いて、鯛の湯引きと刺身を乗せる。右側に買ってきたカンパチの刺身、左にゼンゴを並べる。いいぞ。お連れ合い様からも「腕を上げたじゃないの」の評価をいただく。
完成したのは11時半に近かった。