支店のお得意様友の会の成川キャンプがあった。このキャンプのメインは登山。
6時半立間駅集合。6時37分発の下り普通列車で宇和島に。宇和島駅から野川登山口まで歩く。今日は日差しがきつくないのが有難い。
前日、
チョモランマ登山チョモランマの西方約150kmにあるカンペンチン登頂の経験がある友人(
ご本人から訂正の依頼があった)へのメールに「明日はスーパー林道まで登ります」と書いた。彼から電話があり、用件が終わった後で、「ところで宇和島の裏の山って急なんじゃないですか」「ほぼ0メートルに近いところから、1000m級の山に登るのだから急よね」と応えた。
7時45分、野川登山口出発。メンバーは大人9人、子ども9人の18人。12歳の小学校5年生が一番若く、55歳の私が最年長。
昨年もチャレンジしたが、登り始めてすぐにメンバーの一人が体調を崩し私はそのサポートに回って下山した。
このコースは30代の初めに何度か登ったが、その頃は少し疲れるだけだったのだが。
最初の休憩の場所を出発した途端に、道が急になる。しんどい。それにペースが速い。着いていけない。無理して着いて行くよりも、自分のペースで歩こうと、最後尾に。少し楽になったが、それでも喘ぎながら山を登る。もう駄目だと思う頃に、子どもたちの元気な声。休憩をしているようだ。「やったぞ。もう一息だ」。
そんなことが2回続いた。
9時20分頃から階段に。「ここが一番きついぞ」と言われていたので覚悟して登る。案外楽だぞ。やれるじゃないかと思った矢先、階段が終わったところからきつくなる。登ったことを少し後悔するが、今更引き返す訳にはいかない。水分と塩分を補給しながら、とにかく体調に気をつけて進む。
6年前に双海町での夏の登山で、熱中症の手前の症状を経験しているので、慎重だ。塩飴もミニサラダも用意している。
一度休憩をはさんで、9時45分に何とか四本松に到着。宇和島市街から九島、吉田の半島を見下ろすことができる。
ここまで来ると、あまり急な道は少なくなる。途中の水場(生命の水)で水分補給。冷えていて美味い。タオルを濡らして首を冷やす。生き返った感じ。
もう一頑張りして、10時45分にスーパー林道到着。
やったぞ。この夏の目標の一つがとにかくスーパー林道まで登ることだった。
スーパー林道と専用林道の分かれ道でお楽しみの弁当。
以前のこの企画は、このあと梅ガ成峠を越えて、滑床渓谷へ降りたのだが、今は成川渓谷へ降りるようになっている。
その後私はサポート隊の車に乗って下山した。昨年、下山だけして膝を痛めたので、今回は用心して登りだけにした。
この調子なら、来年は下山もできるかな。
その後、涼しい成川渓谷でのキャンプを楽しんだ。