「二列の自転車を見つけたら、クラクションを鳴らして注意する大人の会」の結成の準備をすすめているとこのブログで紹介したのは3年前だった。
会を組織してはいないが、二列で走行している自転車を見ると必ず、長めのクラクションを鳴らしている。
帰り道。カーブミラーに並列する白い影が見えた。少しスピードを落としてカーブを曲がった。
私の車に気が付いた外側の男子高校生が、ハンドルを切って、急いで内側の子の後ろに着こうとしている様子が見えた。
いいじゃないか。
友達と話をしたい盛りだろうと思う中高生。絶対二列走行は駄目だと目くじらを立てるつもりはない。ただ、車に気付いても知らん振りで、車が避けて通るのもお構いなしになると、話は別。「お前らだけの道じゃないぞ~」と言いたくなく。
その二人の男子高校生を追い越した後、軽くクラクションを鳴らし、ありがとうと手を挙げた。彼は気付いてくれたかどうか。目は合ったように思ったが。
こんな姿を見せられたり、一人で精一杯坂道を登っている姿を見たりしたら、おっちゃんはなんぼでも待ってやる。