小学校へ入学する前年に建った家に住んでいる。50年経った古家。座が浮いていて、振動がやけに気になるところがある。一番は座敷だが、客が数人入ると、座が下がって振動が気にならなくなるから、不都合はそんなには感じない。
用があって、午後から休暇をとった。17時前に居間の炬燵に入ってPCのキーボードを叩いていると、ストーブの上の鍋が揺れる。音がする。
あれ、地震かな。2階に人が居たらこのようなことがあるが、今は家に居るのは私だけ。地震にしては長いぞ。大したゆれではない。気のせいか。
そのまま忘れていた。
夕食のとき、母親が「隣の〇〇さんが、地震やないとやって来た」と話す。
私だけじゃなかった。でも、テレビで地震速報は出なかったが…。
そんなとき、霧島山・新燃岳の噴火の影響で各地で空震現象というニュース。
これだったのか。翌日の新聞には「南予で空震現象か」の見出しが。ただ、地図で見ると200km近く離れているのだが。
自然って凄いというとこか。